最近、幼稚園の年中児から5年近く、他所の英会話スクールで英語を学習してきた男子の小学3年生が私たちのスクールに入会してきました。それでいつものようにクラス分けのためのレベルチェックをしたのですが、英会話クラス以外にESLクラスを受講してもらい、

補講することによって当スクールで2年半学習しているクラスに入ってもらうことになりました。とても利発な子供でしたので、彼の英語力の足りなさを不思議に思い、これまでの学習内容を詳しくお母さんに尋ねて、ようやくその理由が理解できました。

前のスクールでは外国人講師が担当していたのですが、教材はレッスン時に配るプリントだけで、予習復習ができるテキストもなく、遊び中心のレッスンだったということです。しかもフォニックスの指導がないものですから、文章はもちろん単語もほとんど読めませんでした。

そのような指導に唖然とすると同時に怒りさえも覚えました。楽しいレッスンをすることはもちろん大切ですが、週1回のレッスンでリーディングスキルを教えずに、どうして生徒は英語を習得していけるのでしょうか。語学の習得はまずはたくさん言葉を聞き、

それから話す音声学習の後に、たくさん読み、そして書く文字学習が必要になります。話す・書くアウトプットのためには、多量の聞き・読むインプットが絶対に必要です。幸いなことに英語が読めることの重要性を文科省も認識し、2020年から教科として英語が導入される小学校5・6年生の授業では、読み・書く指導も行われるそうで、少し安心しました。