前回のコラム「失敗しない英会話上達法」で、語学習得に大切な
ことは、充分な量のインプットを如何に行い、アウトプットする

場所や手段を如何に確保することだと書きました。今日は、もう少し
具体的なことを書きます。

 語学学習にはいくつかの段階がありますが、少なくても初期段階
での語学学習は、お金を払って演技を見てもらっていると考えては

いかがでしょうか。演技を楽しんでいる役者、役に没頭している
役者は、上手になります。語学学習においても大切なことは、

楽しむこととお金をかけることではないでしょか。そして、上達
したらプロの役者と同じように、語学を使って収入を得ることが出来

るようになります。こんなこと、生徒から授業料を取るために語学
スクールの経営者が言いそうなことだと思わないで下さい。語学を

学ぶ生徒としての私自身の経験からもそう思えるからです。観ること
よりも演じることが好きな人。レストランで美味しい料理を食べる

ことは楽しいですが、それは与えられた楽しみです。自ら作り出す
喜びは、その料理を作った人にしか与えられません。素晴らしい演劇

やコンサートを聴いて私たちは感動します。しかしその感動すらも
役者や演奏家が味わう苦労や感動に比較したら受身の感動です。

語学は受身では習得できません。子供が何故母国語を習得できるのか、
また、外国語を何故大人より速く習得できるのか。それは、彼らは常に

演技者であり、観客席の椅子でじっとしていることは出来ないからです。
外国語を習得する時も同じです。受身で与えられることを待っていても

その言語は習得できません。積極的に自らその言語を使おうとする者
のみが,その言葉を習得していきます。自国で大人が外国語を学ぶのに、

お金をかけると何故より効果的な学習が出来るのか。お金をかけると
真剣みが違うからです。お金を掛けていると、受身で学ぶのではなく、

舞台に立とうと積極的に振舞います。そういう生徒は学び上手な生徒
です。逆に、これだけ授業料を払っているのだからもっと私を楽しま

せてよ、と言う態度の生徒は、余り上達しません。語学学習に支払った
お金は、将来、必ずそれ以上を取り戻す、そういう心構えで学んでくだ

さい。そのとき学ぶ過程を楽しめる生徒は上達します。たくさん笑う
生徒。細かいことに余り拘らない生徒。100%の納得を求めない生徒。

未知のものに挑戦する生徒。好奇心の強い生徒。他者を楽しませる
ことが好きな生徒。他者と上手にコミュニケーションが取れる生徒。

ユーモアのある生徒。このような生徒が語学が上手になる生徒です。
そのような生徒が私たちのスクールには沢山います。