先回のコラムに続いて、外国語を学ぶ際の良いスクールの選
び方です。参考になされてください。

6.初心者用のカリキュラムがあるか、確認すること。

 全くの初心者がネイティブ講師の英語のみのレッスンを、
週1回程度受けるという学習スタイルは、余程、自分で徹底した

自己学習が出来る人でないと、数ヶ月で挫折者を作る準備をして
いるようなものです。初心者の学習初期においてはバイリンガル

日本人講師からのサポートを受けることも有効です。初心者の
ためにどのような学習サポートがあるのかも訊ねてみましょう。

7.固定制と予約制

 固定制ではレッスンが毎回同じ曜日の同じ時間にあります。
語学学習に大切な習慣化がしやすい良い点もありますが、

仕事が不規則な方は継続が難しくなります。固定制では休んだ
時の救済措置としてたいてい振替制度がありますので、条件や

回数などを確認してください。それから固定制の場合、途中から
レッスン日を変更できるかも確認してください。

 予約制では好きな日時に予約を入れてレッスンを受けます。
忙しい方には便利な点もありますが、予約制によくあるトラブルは、

自分の都合のよい日時に予約が取りにくいことです。何処のスク
ールでも平日の夕方以降や週末などはレッスンが集中しやすい

ので注意してください。つまり予約制では、必ずしもあなたの
都合が優先されるわけではなく、基本的に教室側で「空いている

日にちと時間」にしか予約を入れられないのです。また、休みだ
したらレッスン日時が決まっていない分、そのままずるずると
休みがちになるという危険があります。

8.担任制とランダム制

 担任制では毎回同じ先生が担当します。同じ先生が担当します
ので生徒の進歩や強弱を理解した細かい指導が出来ます。

 ランダム制では毎回担当講師が替わりますので、当たり外れが
あります。いろんな先生と会話ができる良い点もありますが、
生徒の進歩や強弱を踏まえた細かい指導は困難になります。

9.グループレッスンと個人レッスン

 グループレッスンでは費用は安くなりますが、レッスン内容
が決まっており、生徒一人ひとりが話す時間は少なくなります。
グループレッスンでの一クラスの最大人数も確認しておきましょう。

 個人レッスンでは費用は高くなりますが、レッスン内容を
自分専用にアレンジでき、講師と一対一ですので、話す時間も
充分取れます。

10.解約について
  
 月謝制の場合は問題ありませんが、チケット制の場合はしっかり
確認しましょう。現在では解約できないというケースは無いと思

いますが、退会手続などは書面で確認しておくことがトラブルを
避ける賢明な方法です。チケットは通常一括購入しますが、利用

期間が設定されていますので、大量に購入して期限内に使い切れ
ないケースがあるので注意しましょう。

 また、中途解約した場合の違約金についても確認してください。
契約から8日以内なら無条件でクーリングオフができます。もし

8日が過ぎてしまった場合は、レッスンを始める前なら15,000円、
レッスンが始まった後なら契約残額の20%、或いは5万円かの

どちらか低いほうを契約残額から差し引いた金額を、スクールは
受講者に返還しなければならないことが特定商取引法で定められ
ています。

後記:語学の習得に近道はありません。でも効率的な学習法はあります。
スクールでのレッスンの前に充分なインプットを行い、スクール

でのレッスンをアウトプットの場所として活用するなら、あなたの
語学はきっと上達するでしょう。楽しむことが長続きする秘訣です。
どうぞ楽しみながら頑張ってください。