現在、海外に住んでいる日本人は118万人を超え
ています。それは日本の人口が125,358,854人

(2010年)なので、日本人は約100人に1人の割合で
海外に住んでいることを意味します。またさらに日本人

海外旅行者が年間1,699万人もいるので、実際に海外
に居る日本人の数はもっと多くなります。これが国際化

の現状ですが、ではこの海外で生活している118万人
の日本人は、どのような人々なのかというということを

見ていくと、大きく四つのグループに分けることができ
ます。一つ目のグループは日本企業から派遣されている

海外駐在員とその家族。二つ目のグループは夫の退職後、
長期滞在ビザで海外居住する夫婦。三つ目のグループは

日本人留学生で、一時は8万人を超えていましたが、
最近は5万人ほどに人数が減ってきています。そして

最後の四つ目のグループが、最近増えている海外での
現地採用の日本人です。この中には日本国内での就活に

見切りを付けた若者や、最初から海外志向で、特に今後
の発展が見込まれる東南アジアで自分の世界を広げたい

と願っている若い日本人たちがいます。海外展開する
日本企業にとっても、日本から社員を派遣するよりも、

現地で日本人を採用した方が経済的なメリットがあり
ます。また若者たちだけではなく、過去に海外生活を

経験した人々で、退職後や退職を前にして50代で、
かつて活躍したアジアの地で再び自らの技術や経験を

生かしたいと考えて海外移住を実行するシニア世代の
人たちも増えています。この四番目のグループの人々

の特徴は、まず健康であること。思考や行動に柔軟性
があること。そして日本語のほかに英語と現地語を使

えることです。日本人の海外移転が増えるに従って、
彼らをサポートするサービスも充実してきました。

現地の日系の人材紹介会社とのコンタクトもインター
ネットのお陰で、随分楽になってきました。そしてビザ

収得から医療支援など様々なサポートを行なう会社も
沢山あります。これからは海外就職も選択肢の一つに

入れてはどうでしょうか。異文化に適応できる柔軟性
さえあれば、きっと充実した人生が待っています。