最近ある大手の英会話スクールが会社更生法の適用を申請して、
800前後ある教室が一時閉鎖される事態になっているという

ニュースは、もう皆さんご存知だと思います。また、それらの
教室で働いている外国人講師は5,000人にもなるとのことで、

オーストラリアやイギリスの大使館ではこの問題に関する専用の
窓口を設けて、対応しているそうです。

 今回のこの件と、私たちのような月謝制で地道に運営している
小さなスクールとは、本来、何の関係もないと考えておりましたが、

真剣に外国語を習得したいと思い、真面目に努力している多くの
生徒たちと、これまた真剣に母国語を日本人に教えたいと想い、

日々努力している多くの外国人講師のことを考えれば、全くの
他人事とも思えません。それで幾つか考えていることを書きたい
と思います。

 まず考えていただきたいことは英会話スクールは、目に見える
商品を販売してお金を貰っているのではないと言うことです。

それでは何を販売しているかと言うと、英語をマスターするため
の手段や方法の一つとして、知識を授けスキルを磨くための時間

と場所を、講師を介在して提供しているのです。英語が話せると
いう知的スキルは、それを習得すれば、世界も広がり、仕事にも

利用でき、収入も齎します。しかしそうなるために大切なことは、
授業料を払うだけでは英語を使えるという知的スキルの習得は

必ずしも実現せず、学ぶ生徒自らの努力がどうしても必要となります。
今回起こった問題の元は、その自らの努力ができるかどうか分からない

生徒に、1年分とか600回分の授業料の一括払いを求めたところに
あると思います。卒業証書という言わば公的な資格が習得できる

一般の学校とは違い、英語をコミュニケーションの手段として運用
できる知的スキルを習得できたと言う以外には、英会話スクールに

在籍したことにいかなる意味や価値も生じません。英会話スクール
に通う生徒は、自らのスキルを磨くために、スクールに利用される

のではなく、スクールを大いに利用なされてください。そのためにも
英会話スクールや外国人講師を選択する厳しい目を持ってください。

名前が知れているから、テレビで宣伝をやっているからというような
そんな安易な理由でスクールを選ばないでほしいのです。テレビや

雑誌の宣伝に使われる膨大な費用は全て、あなたが授業料として
払っているあなたのお金なのです。セールストークに乗るのではなく、

実際のレッスンを受けて、そのレッスンから自分に合ったスクールを、
見つけてください。そのような生徒の立場に立った運営をしている
スクールがきっとあなたの近くにあるはずです。

 最後に、私たちに何か出来ることがないかと考えました。
今回の大手スクールの教室閉鎖により英会話を学び続けたいのに、

その希望が叶わないというという方がおられましたら、入会金
(15,750円)を無料にして私たちのスクールで受け入れたい

と思います。月々の授業料は必要ですが、もし該当者がおられましたら、
ご連絡下さい。できる範囲で対応したいと思います。