外国語を習得する最も良い方法は、その言語が話されている国に
行って学ぶことでしょう。この方法でしたら何年か滞在したら、

殆どの人はある程度、その言語が使えるようになります。特に
子供の場合は2年ほどで習得してしまうので驚きです。しかし多く

の人は、海外に滞在して語学を習得するわけには行きません。
それでは自国に居ながら外国語を習得するのに、失敗しない何か良い

方法があるのでしょうか。私たちのスクールで外国語を学んでいる
生徒の中に、数年後にはその外国語を使えるようになる生徒と、

途中で挫折する生徒がいます。その生徒たちの分岐点は何処にある
のでしょうか。そのことについて書いてみたいと思います。

 まず、大切なことが2点あると思います。第1点は、充分な量の
インプットとアウトプットを行うこと。第2点は、インプットが充分

なされて、初めてアウトプットが可能になるということです。以前にも
このコラムで書きましたが、音声言語でのインプットとは聴くこと、

アウトプットとは話すことです。文字言語ではインプットとは
読むこと、アウトプットとは書くことです。言語のアウトプットは、

独学では不可能ではありませんが大変困難です。しかしインプットは
独りで何時でも何処でも出来ます。自国で外国語を学ぶ時に大切な

ことは、充分な量のインプットを確保するために、この何時でも
何処でも学習が行えるという条件が大変大切です。そしてそれは

テープ・CD・ラジオ・テレビ・インターネット・本・雑誌・
新聞を利用していくらでも可能です。スクールのレッスンに参加

する前に、充分な量、このインプットを実行し、語学スクールを
アウトプットする場所として利用する。そのような生徒が、

外国語をマスターする生徒たちです。これ以外にスクールに
週1・2回通う学習スタイルで、外国語をマスターする方法は

ありません。そしてもう一つ、大人の生徒が自国で外国語を効率的
に習得するために、大変役立つのは文法です。文法を学ぶことに

より文字言語のインプット、つまり読むことが可能になります。
会話も出来るようになります。また、文字言語のアウトプットは

英文を書くことですが、文法を学ぶことにより、正確に文章を書く
ことが出来るようになります。これも先の音声言語の習得方法で

説明したように、文字言語のアウトプットのためには、インプット
として行う充分な量の読書が必要です。何処でも何時でも英文を

読むことによってインプットを充分な量行うと、書くというアウト
プットも出来るようになります。週1・2回、語学スクールに通って

外国語をマスターするためには、音声言語と文字言語の充分な量の
インプットを行ってから、アウトプットするためにスクールに行き

ましょう。そうすればあなたはその外国語を使えるようになります。
なぜならあなたはその外国語を使う訓練をを、充分な量繰り返した

ことになるからです。