定年退職したら翻訳者

これから大量の「団塊の世代」(昭和22年〜24年生まれ)の人々が、
平成20年前後をピークに退職を迎えるという話しを聞いていると

思います。退職後、これらの人々には様々な生き方の可能性が
あります。このコラムでも定年退職後の海外移住について以前

書きました。それもひとつの生き方です。多くの健康な人々は、
現役時代のように身を削るような働き方はしたくないが、やはり

可能な範囲で社会に必要とされ貢献する充実した生き方をしたい
と考えていると思います。しかもその活動に金銭的な報酬があれば、

なおさら理想的だと考えるのではないでしょうか。そのひとつの
選択肢として翻訳の仕事を在宅でしてはどうでしょうか。このような

提案をすると、外国語に自信がないという方が多いと思います。
しかし外国語が出来ても専門的な知識がない人よりも、専門的な

知識を持った人が、外国語を勉強する方が、優れた翻訳者に早く
なれると思います。定年退職する人たちは、これまで専門の仕事

を20年30年とやって来た方たちですので、優れた知識をたくさん
持っている方々です。退職後は時間も知識も有ります。そして家

のローンを払ったり子どもを育てたりしている現役世代と異なり、
翻訳の仕事のみで生計を立てるわけではありませんから、コスト

パフォーマンスにも優れていると思います。自分の専門の分野さえ
持っていたら、インターネットを使って世界中からその分野の翻訳

の仕事が見つかります。仕事を見つけるためのヒントをひとつ言えば、
英語が出来ることは大切ですが、英語プラス他の言語をマスター

すること。そしてその英語以外の言語で専門分野の翻訳をすること。
これが翻訳家となる早道です。では皆さん頑張ってください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA