2011年度から公立小学校で5年生と6年生で英語が必修となる
ことを踏まえ、現職の小学校教員と小学校教員を目指す大学生を

を対象に6月に月1回全6ヶ月の「小学校英語指導者コース」を
始めました。これまで全6回のうち第2回までが終了しましたので、

今日のコラムではこのコースについて報告します。

 この「小学校英語指導者コース」は月1回のペースで6ヶ月間
行なわれますが、現在、4名の現役の小学校の先生方が参加されて

います。受講者は20代の若い先生から50代のベテランの先生
まで参加していますが、皆さんの熱心にメモを取りながら、英語

教授法を懸命に学ぼうと努力している姿に、教えている私も感動
します。昨今、いろいろ非難されることも多い教師ですが、多く

の現場の先生方は情熱を持って仕事をしていると改めて思いました。
このコースでは英単語導入のための効果的なフラッシュカードの

使い方や、英語を読むためのフォニックス指導など、様々な技術的
な指導もしていますが、私たちのアクティブ・ティーチング、

アクティブ・ラーニング教授法の基本コンセプトは、子供たちの
旺盛な好奇心を出来るだけ引き出し、いかにワクワクした楽しい

授業を展開するかということに基づいています。受講している
先生たちはいわば現場での教育の専門家ですから、より良い授業を

行なうための教育心理学的な面の理解や、指導テクニックの習得
は速いです。しかし、このことは最初から懸念しており、その

ためにこのコースをひと月半で終わる週1回の講座ではなく、
6ヶ月かかる月1回の講座にした理由でもあるのですが、先生方

自身のコミュニケーションの手段としての使える英語力をいかに
養成していくかは、これから益々大きな問題となっていくと思い

ます。というのは「英語教授法」の講座に参加している先生方が
あまり英語を話せないのです。教える先生自身が英語を話せなくて、

どうして生徒たちにコミュニケーションの手段としての話すための
英語を教えることが出来るのでしょうか。実際に2011年から教科

として英語の授業が小学校で始まったら、英語が出来る先生と
出来ない先生の授業の質に大きな差が出てきて、問題となって

いくと思います。親は誰しも英語が上手に話せる先生に自分の
子供を教えてもらいたいですから。小学校の先生方、まだ時間は

ありますから、自らの英語力の向上にも努めていってください。