スイスのビジネススクールIMD http://www.imd.ch/index.cfm?bhcp=1
が5月15日に、世界55の国及び地域の競争力を順位付けした

2008年版の「世界競争力ランキング」を発表しました。その
ランキングに拠ると、1位がアメリカ、2位がシンガポール、

3位香港、4位スイス、5位ルクセンブルグ、6位デンマーク、
7位オーストラリア、8位カナダ、9位スウェーデン、10位

オランダと続いて、日本は17位の中国にもかなわず22位に
ランク付けされています。私は日本の国際競争力はそんなに低い

のかと驚いたのですが、皆さんはどう思われますか。IMDも
レポートの中で指摘していますが、彼らがこの「世界競争力

ランキング」を初めて発表した20年前の1989年版では、世界で
最も競争力のある国は、他を大きく引き離して日本だったのです。

その揺るぎ無いと見られていた世界1位の日本の競争力が、1989年
からの株価の下落、1992年以降の不動産バブルの崩壊、そして

1997年の大手銀行が破綻する瀬戸際まで行った銀行危機と続く中で、
22位まで落ちて行ったのです。でも、これは私たち一般の日本人

からすると少しおかしく思えます。なぜなら私たちは1989年当時と
何ら変わることなくずっと一生懸命に働いているからです。それでは

何が変わったのでしょう。ここに経済のグローバル化と言われる
問題があるのではないでしょうか。私たち日本人は良い物をたくさん

作っています。そして勤勉で他者と協調する共同作業も出来ます。
私たちはこのような日本人が持っている良いものを維持し、自分

たちの価値や文化をもっと世界に発信していくべきではないで
しょうか。そのために英語の運用能力の習得は欠かせないものです。

幸い2008年版においても日本の国内総生産は世界2位の水準を
維持しています。最近ワーキング・プアーの問題も指摘されて

いますが、私たち日本人は本来もっと豊かな暮らしが出来るはずです。
そのためには世界に英語で日本を発信する能力が必要です。IMDの

2008年版の「世界競争力ランキング」を見ながらそんなことを考え
ましたが、最後は少し牽強付会な感じがしないでもありませんが。