本日のコラムの題に取り上げたようなネイティブ英会話講師が
多いことを、皆さんご存知でしょうか。もちろん英会話講師に

なるのに日本語能力が求められているのではないので、日本に
やって来たばかりの外国人講師が日本語を話せなくても、何ら

不思議ではありません。しかし日本にすでに5年も6年も住んで
いるのに、日本語を殆ど話せないネイティブ講師がいることに

驚きますが、さらに驚くことには、そのような外国人英会話講師
が大変多いということです。このことは何を意味しているので

しょうか。ひとつには彼ら彼女たちは、日本の歴史や文化、又は
日本人に何の興味も持っていないということです。ですから自ら

努力をして日本語を習得しようとしないのです。人間は必要に
迫られていない状況で、興味や関心の無いものに対して努力などは

しないものなのです。もう一つ問題なのは語学教育のプロとして、
自分が教えている生徒の母国語を学ばずして、どのようにして

優れた教育が出来るのでしょうか。日本語を母国語とする生徒が、
英語の習得過程で何処で躓きやすいのか、何処が理解に苦労する

のか理解できないのですから、優れた教授などは不可能です。
皆さんが日本語を教えるために外国で生活するようになった状況

を考えてください。英語圏の国々でも、或いは南米や他のアジア
の国々でも構いません。赴任した当初は、その国のことを知りません。

しかし4年、5年経っても日常会話がその国の言葉でできないと
いうことが考えられるでしょうか。まずは考えられません。しかし

日本にはそのような考えられないネイティブ英会話講師がおり、
しかもそのような講師が大変多いということです。このことは

外国で生活するという素敵な経験をより豊かにする機会を失して
いる外国人講師にとっても、また日本や日本文化に興味や親しみ

を持ち、さらにそれらへの理解を持っている外国人講師に英会話
を教わる機会を失している日本人生徒にとっても残念なことです。

英語を教えるのに日本語を使う必要は無いのですが、自らの日本
での生活を豊かにするためと、より優れた語学教授をするために、

私たちのスクールでは外国人英会話講師たちが、日本語を学ぶ
ことを大いに奨励し、そして応援しています。