新しい生徒が入ってくると、まず最初に必ず行うのがレべル
チェックテストです。子供の生徒の場合は、生徒の年齢と英語

力により、また大人の生徒の場合は生徒の英語力により、入門・
初級・中級・上級とクラスがレベル別に分かれており、生徒は

それぞれ自分のレベルに合ったクラスで学ぶことになります。
そしてここまでは問題ないのですが、週に1回か2回のレッスン

で外国語を習得していくには、どうしても生徒自らが行う家庭
での学習が欠かせません。そのため私たちのスクールでは、

様々な方法で生徒の家庭学習をサポートしています。しかし、
真面目に毎日家庭学習をやる生徒と、ほとんどやらない生徒

がいます。そのようにして1年経つと、決定的にレベルの違い
が出てきます。レッスンでは様々な工夫をすることにより、

多少のレベルの違いは大きな障害にはならないのですが、
余りにも生徒間にレベルの差が出てくると、レッスンの質が

維持できなくなります。それぞれのクラスのレベルに応じた
質を維持したレッスンを行おうとしたら、遅れている生徒は

レッスンについて来れなくなります。その生徒が遅れを取り
戻そうとして努力してくれる生徒なら何ら問題は無いのですが、

そもそも家庭学習をやらないことが学習が遅れてきた原因の生徒
ですので、それも期待できません。教師としていろんな手を使って

生徒を励ますのですが、外国語を習得することの素晴らしさを
体験してもらうことなく、結局は辞めていくことになります。

全員を満足させることは出来ないということが分かっていても、
このことがとても残念です。本当は下のレベルのクラスで再開

すればいいのですが、生徒のプライドもあるので、現実的には
それも難しいです。教師の悩みは尽きません。