1990年の開校当初から21年間続けてきた韓国語の授業を、
この3月末で終了することにしました。その事情を書いておき

たいと思います。まず英語を学ぶ生徒が90%を占める小さな
スクールで、何故英語以外にもフランス語・中国語・韓国語等

数ヶ国語を教授してきたのかというと、フランス語に関しては
私が教えることが出来たからです。そして私自身の経験から、

日本語と英語だけだと、その二つを結んでも線にしかならない
けど、三ヶ国語を知っていると面となり、世界をより多角的に

広く深く理解できると考え、開校当初から良い教師さえいたら、
様々な言語を教えるスクールにしたいと考えていました。そして

その中でも特に中国語クラスと韓国語クラスを開講したのは、
同じアジアの隣国の言語であり、たとえ専任講師を雇えるほど

生徒が沢山いなくても、スクールの近くに留学生会館や慶応大学
があり、良い時間講師を雇えることが可能だったからです。

そして自らの経験から、経済的に苦労している留学生に国の代表
として母国語を教える機会と場所を提供することは、学ぶ日本人

の生徒と教える先生両方にとって有意義なことだと考えたのです。
しかし最近は事情が少し変わってきました。まず20年前と異なり、

日本にやってくる留学生の質が悪くなってきました。韓国も豊か
になってきたので、働くことに真剣でなくなってきたのかもしれ

ません。講師が熱心でなく責任感を持っていないと、責任ある
教育が出来ません。それからもう一つの大きな理由は、最近では

韓流ブームで多くの韓国語学校がたくさん設立され、日本人の
生徒も国内で韓国語を学びやすくなっているという現状があり、

私たちの当初の役割は終えたのではと考えたからです。そして
それなら韓国語クラスの維持に使っていたエネルギーや資源を、

もっと英語教育に使おうと考えました。これまで当校で韓国語
を学んできた多くの生徒の方々、及び先生方に心からお礼を申し

上げます。有難うございました。