現在、「大学生のためのTOEICコース」の開設準備をしている
のですが、先日、偶然に慶応大学教授の池尾和人先生が書いた
「大学生は勉強しなくてもよいのか」というコラムを目にしました。
とても参考になりますので、下記にURLを貼っておきます。
ご覧になってみてください。
http://agora-web.jp/archives/793423.html#more
「現在、雇用をめぐって、少なくとも次の4つの構造的で不可逆な
環境変化が起こっている(起こってしまった)。」と、池尾教授は書いて、
下記の4つについて説明しています
(1)日本経済の期待成長率の低下
(2)グローバル化
(3)情報技術革新の進展
(4)ワーク・ライフ・バランス
要するにこれからのグローバル化した社会では、個人に専門的な
知識や技能と英語力が無ければ、生き延びていくことは難しいと
言うことです。これまでのように会社には新人を教育訓練して育てて
いく余裕がないし、たとえ新卒で就職しても、その会社がいつまで
存続するかは誰にも分からないのです。あのGMやトヨタでも安泰
ということは無いのですから、個人として専門的な知識や技能と
英語力を持たずに、会社という組織に便り、その中だけで生きて
行こうとすることは、かなり危険なことだということでしょう。
それで文系の大学卒が社会人になる前に身に付けておかなければ
ならないスキルのひとつは、英語でコミュニケーションしたり、
知識情報を手に入れる能力ではないでしょうか。これから10年後
の2020年ごろの日本社会や国際社会を想像してください。
すると、私の言わんとすることが良く分かると思います。それで
先に書いたように、大学生たちがTOEICで800点以上を取れる、
「大学生のためのTOEICコース」の開設準備を現在している
わけです。