コロナウイルスと英会話スクール

 コロナウイルス感染の終息どころか収束さえもまだ見通せず、これから高い確率でさらなる第2波・第3波の襲来が予想されていますが、英会話スクールとして私たちがどのようにして今回のコロナウイルスに対処してきたのか

を記して置く事も、今後なにがしかの参考になると思い書いてみます。4月7日に埼玉・千葉・東京・神奈川・大阪・兵庫・福岡の7都府県に「緊急事態宣言」が発令されました。私たちのスクールは神奈川県に所在しているので、

このまま教室でのレッスンを継続していくことは困難かもしれないと判断して、さっそく4月7日~13日の1週間でSkypeとLINEでオンラインレッスンを行う準備をしました。まず100名余りの生徒たちに、家庭からオンラインレッスン

が出来るように準備をして貰い、設置や接続の仕方が分からない生徒には、こちらから説明をしてオンラインの接続を確認しました。当時はまだコロナウイルス感染がこれほど長く続きしかも広範囲に広がるとは考えておらず、

例年、6月初旬に取っている1週間の夏休みを4月14日~20日に繰り上げて1週間休校にしたら、4月21日から教室でのレッスンが再開出来るのではないかと、淡い希望を持っていました。しかし4月16日に全都道府県への

「緊急事態宣言」が拡大され、しかも神奈川県は「特別警戒都道府県」に指定されました。それで4月21日から大型連休が終わる5月6日までオンラインレッスンを行うことにしました。しかしそれでもコロナ危機は終息せずに

5月7日~5月31日までオンラインレッスンを継続しました。6月からは其々の生徒の希望に沿う形で、オンラインレッスンと教室レッスン両方を実施しています。

教室でのレッスンでは安全・安心のために下記のことを徹底しています。

1.体温の確認(生徒にレッスン前にお家で体温を測って貰い、教室で体温を記入して頂きます。事前に体温を測っていない生徒は教室で測定します)

2.入室前の手指消毒とマスク着用(講師はマスクの他にフェイスシールド着用)

3.教室の窓常時開放及び定期的な窓開閉

4.レッスン中の密接回避(各自距離を取ったレッスンをします)

 この間、効果的で楽しいオンラインレッスンを行うにはどうすればよいか等、様々な工夫を凝らしながら多くのことを学びました。そのようにレッスンの充実に努めると共に、スクールの経営についても多くのことを学びました。

まず一番大切だと思ったことは日ごろから生徒との信頼関係が築けているかということです。残念でもあり仕方ないことでもあるのですが、オンラインレッスンに納得していただけずに、二人の生徒が退会しました。また一方、

二人の元生徒が再入会してレッスンを再開してくださり、新規の生徒も一人入会してくださいました。これは大きな驚きであり大変嬉しくもありました。まだまだ油断はできません。有効な薬やワクチンが出来るまでは

コロナウイルスと共生していかなければなりませんが、生徒の皆さんや保護者の方々のご理解とご協力、そして外国人講師を含むスタッフの皆さんの頑張りに心より感謝を申し上げます。そしてこれからも益々良いスクール

にしていかなくてはならないと肝に銘じています。 有り難うございました。

祷 治満

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