我が子に英語を学ばせている両親への手紙:最終回

このシリーズの最後となりましたが、5回目の手紙は、
帰国子女たちが身に付けた英語力を、いかに維持していく

か、そのためのアドバイスです。

「帰国子女の英語維持」

 帰国してから時間が経ってきますと、当然のことなが
ら英語よりも日本語のほうが楽に使えるようになってき

ます。小学校高学年で帰国した子供たちは、読み書きが
出来るので英語能力の維持はそれほど難しくありません

が、小学入学前や小学1・2年生で帰国した場合は、
帰国子女たちの英語力を維持し、さらに年齢に応じて

伸ばしていくためには、週1回の教室でのレッスンだけ
では充分でありません。どうしてもご家庭で英語に触れ

る機会を作る事が必要となります。しかもそれはお勉強
と言う形ではなく、年齢や子供の英語力に合った英語の

本を一緒に読んだり、英語のアニメを一緒に見たり
(子供だけにさせるのではなく、親と一緒にすることが

大切です)、外国のお友達とEメールをやり取りして、
出来るだけご家庭で楽しく英語に触れるように試みて

下さい。英語圏のペンパルを見つけるサイトも沢山あり
ます。もし分からなかったらご相談下さい。また教室の

帰国生同士がお友達となり、お互いの会話やメールでの
やり取りを英語で行なうことも有効です。そのためには

このコラムの1回目の手紙でも指摘しましたが、子供
たちの持っている大きな可能性を強制ではなく、褒めて

励まして伸ばすことが大切です。英語を学ぶ子供たちが、
より広い世界で心豊かに生きていく、そのお手伝いを

ご家庭と共にやっていきたい。そういう理念で、英会話
スクールを私たちは運営しております。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA