皆さんはディスレクシア(Dyslexia)と言う言葉
を聞いたことがありますか。ウィキペディアには、

「学習障害の一種で、失語症、難読症、識字障害、
読字障害とも訳され、知的能力及び一般的な理解能力

などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み
書き学習に著しい困難を抱える障害である。アメリカ

では2割近くの人々が何らかの形で読字障害に関わる
症状を持つという調査結果もある」と説明されています。

さらに調べてみると、発明家のトーマス・エジソンや
俳優のトム・クルーズもディスレクシアだそうです。

これまで長年、子供たちに英語を教えてきて、文字に
興味を示さない子や、フォニックスで読み方を教えても

英語の音読がなかなか出来ない子供たちがいました。
それでは初めは文字に興味を示す年齢は個人差が大きい

ので、小学校の低学年では英語が読めなくても、
フォニックス指導を続けていったら、高学年になる頃

には文字が読めるようになるだろうと考え、指導して
きました。しかし中学生になっても英語を読むことに

困難を持つ生徒がおります。何年英語を学んでもbとd
の区別がつかない生徒もいます。そのようなケースでは

音読の練習量が足りないからだとこれまでは判断して、
もっと練習するようにと励ましていたのですが、問題は

ディクレシアにあったと気づきました。それでこれ
からはディクレシクの教育が進んでいるアメリカでの

教育法を勉強して、私たちのスクールでディクレシア
の生徒たちに英語の識字教育を行ないたいと思います。

また例え文字の読み書きに困難を抱えていても、他の
能力は全く問題ないのですから、ディクレシアも個性の

一つと捉え、他の音声言語(話すことと聞くこと)
の能力を伸ばすように教育していくことも大切だと思い

ます。逆に読み書きは優れているのに、話すことが極端
に苦手だと言う生徒もいます。個々の生徒たちの能力を

伸ばし豊かにするという教育と言う仕事は、大変素晴ら
しい遣り甲斐のある仕事ですが、様々な経験や知識・

技術が要求され、学ぶことが多い日々です。