英会話スクールの信用は、効果の知れないものを高額で売る
キャッチセールスと同じ程度だそうです。その話を聴いて、語学

スクールを経営しながら、教育という素晴らしい仕事を行っている
とこれまで考えていた私は、大変大きなショックを受けました。

しかし、最近ニュースになった大手スクールの出来事などを見て
いますと、残念ながら英会話スクールにむけられる世間の厳しい

目も、納得できるものがあります。私自身が17年間スクールを
経営してきて、これまで授業料に関して生徒との間に問題を抱えた

ことも無く、また、50名以上の多くの外国人講師を採用してきて、
2人の講師の例外を除いて、先生方にはそれぞれに素晴らしい仕事

をしていただきました。こうしてみると、私たちのスクールは
例外的に幸運だったようです。

 そこで外国語を学ばれようと考えておられる生徒の方々に提案
したいのですが、基本的に外国語は月謝制で学ばれてはいかが

でしょうか。1回1回のレッスンに満足しなければ、生徒はひと月
で辞めていきますので、経営を安定させるためにも経営者も講師も

一緒になって努力していいレッスンを行わざるを得ません。生徒
にとっても高額なローンを組む必要も無く、止める際の金銭的な

トラブルも発生しません。生徒がこのような思考法をすると、
月謝制で運営できないような利益本位のスクールは自然に淘汰

されて行きますし、宣伝広告に大金を使って生徒を集めるような
スクールも存在できなくなっていくと思います。もちろん奇麗事

だけではなく、政府から一銭の補助があるわけでも無く、むしろ
税金を払って民間事業としてスクールを運営しているわけですから、

利益がないと事業を継続できませんが、私個人としては、教育
ビジネスは生徒との間に信頼が無ければ成り立ち得ない事業と

考えています。外国語を教える英会話スクールも同じです。信頼
できる教師から生徒は多くを学び、生徒に信頼されているからこそ、

教師もまた多くのことを生徒に教えることが可能となるのです。
この当たり前のことを基本に、これからもスクール運営をやって
行きたいと思います。