教え子と教師

 高校1年の3学期に英語が苦手で学校の成績もよくないので、勉強して英語が得意になりたいと言って私たちのスクールに入会してきた女子高校生がいました。彼女はとっても真面目な努力家にも

かかわらず、英語の成績が伸びなかった理由はすぐに判明しました。それはコミュニケーションの手段として、英語を聴き・話し・読み・書く学習をしてこなかったのです。その後、自分の意見や

主張を音声言語や文字言語で表現するために、文法や語彙を学び、多くの英文を読みそして書く学習を繰り返すことにより、英語の成績も学年で1番となるほど伸び、英検準1級にも合格して大学入試も

英語の高い成績で第一志望校に合格しました。の後、大学生になっても学習を継続してTOEICの点数は750点でした。今後は大学院に進学するということで、私との最後のレッスンとなったのですが、

の時彼女が言ってくれた言葉が嬉しかったです。「英語が出来るようになったこともよかったですが、英語学習を通して広い視野で物事を見たり考えたりすることが出来るようになったことが、

一番嬉しいです。これが私の財産だと思います。」このような教師冥利に尽きる言葉を教え子から貰えたら先生という仕事は辞められません。彼女がこれからも益々成長して素晴らしい人生を歩んで行くことを確信しています。
             祷 治満