私たちのスクールのアメリカ人講師が、この度、日本人女性と
結婚しました。

またスクールには国際結婚した両親を持つ生徒たちも数名います。
それから子供が外国人と結婚したので、外国語を学び始めたという
生徒もいます。

 今後、益々多くの人々が国境を越えて行き来し、交流を深めていく
につれて、国際結婚をする人々の数は大幅に増えていくものと思われます。

フランス人は4代遡れば確か半数以上に、外国人の血が両親の
どちらかに入っているということを、何かの記事で読んだことが

あります。ワールドカップでフランスが優勝した時のチームの選手
を見ても、そのことが納得できます。

 国際結婚は、日本人の男女と外国人の男女の組み合わせで、
日本に住むケース。相手の母国である外国に住むケース。また、
夫婦いずれの母国でもない第3国で住むケースと様々です。

 現在でも多くの日本人男女が外国人と結婚して、妻や夫の母国で
ある外国で暮らしています。海に囲われている日本でも今後は、

日本人男女と結婚して日本に住む外国人が増えてくるでしょう。
そして当然、この国際結婚カップルから生まれた子供たちの数も

増えてくるでしょう。このことは基本的には大変いいことだと
思います。なぜなら多様性が社会を豊かにするからです。

 しかしこの多様性を受け入れる柔軟性と寛容さ、それに自己確立が、
これからの日本人一人ひとり及び社会システムに求められると思います。

国際結婚したカップルにおいても、彼らやその子供たちを受け入
れる社会においても、大切なことは相手を理解し認めることです。

相手を理解するとは、お互いの歴史的文化的様々な違いを認め、
一方に同化させようとするのではなく、その違いこそがお互いを

豊かにすると確信して、人間としての共通の価値観や真理を見出
していく作業のことではないでしょうか。どんなに大好きな料理

でも3食毎日続いたら飽きてしまい、その素晴らしさをも見失って
しまいます。日本料理も中華料理もフランス料理もイタリヤ料理

もあるから、私たちは豊かなのではないでしょうか。自分たちと
異なった文化があるから、自国の文化をより深く味わい認識できる

のではないでしょうか。唯でさえ生易しくない結婚生活です。
自戒が含まれています。価値観の相違で妻とよくケンカします。

日本人同士の夫婦でも、理解は簡単ではありません。ましては
生活も習慣も文化も国籍も人種も異なるこれらの国際カップルの

苦労は多いと思います。私は彼らに頑張れと拍手を送ります。
苦労が多い分だけそれだけ喜びも多く、その喜びもまた格別なもの

だと思います。そして彼らたちから生まれてくる二つの文化と言語
を身につけた子供たちは日本のそして世界の宝だと思います。実際、
素晴らしい子供たちが多いです。