成功する英語学習

 これまで30年以上、そして1,000名近い生徒たちに英語を教えてきて、英語が使えるようになる生徒と、簡単なあいさつ程度以上にはどうしても英語を身に付けることが出来ない生徒の違いは

何なのかと考えてみました。確かにスポーツや音楽や絵画と同じように、外国語を習得する特異な才能を持っている生徒もいます。しかし私がここで言及したい生徒とは、

その様な特異な語学能力を持った生徒ではなく、普通の一般的な生徒がどのようにしてコミュニケーションの手段として英語を習得していくのか、その成功例と失敗例について考えてみたいです。

成功する英語学習者の大きな特徴は、英語学習そのものが目的ではなく、自らある目的を実現するために英語を必要な手段として学ぶ生徒です。

英語を学ぶ目的は海外留学でも良いですし、ビジネスの為でも良いですし、研究や洋画鑑賞や外海外旅行でも何でも構いません。大切なことは英語学習そのものが目的ではなく、

あくまでも英語学習は英語を使えるようになるための一過程で、その一過程においては学んでいる英語を常に積極的に使おうとする姿勢です。

これは先のスポーツ選手や芸術家についても言えることですが、繰り返し使わずに技を習得することは出来ませんし、その習得の過程で学習者はしばしば間違えますが、

その間違いを気にせずに使えば使う程、技は磨かれます。「習うより慣れよ」と言う諺がありますが、学習過程では出来るだけ多く英語を使う機会を持つことが大切です。

そのためにも繰り返しになりますが、英語学習が目的ではなく、英語を使って他の目的を実現するために英語を学習する生徒が英語を使えるようになります。

「必要は発明の母」と言う諺はここでも真実で、「必要は外国語習得の母」でもあります。

                  祷 治満

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