求められる英語力
世界で英語を公用語や準公用語としている国は78カ国です。また世界で一番多くの人が母語としているのは中国語、スペイン語、英語の順ですが、英語は母語でなくても使える人が多いのです。
国際会議の場やスポーツイベントなど様々な場面で、知識人・政治家・役人・ジャーナリスト・現役スポーツ選手や監督コーチたちが、コミュニケーションの手段として英語を使っています。
世界では現在、異なった母語話者間の共通語が英語となっているのです。
先日、英字新聞に以下のような記事が出ていました。「今や、日本企業は世界中の企業と競争しなければ生き残れない。そのためには才能のある人材を世界中に求めなければならない。
これまでは外国従業員に日本語習得を求めていたが、それでは優秀な外国人の人材は集まらない。これからは英語で仕事ができる環境を作ることが、優れた人材を海外から集めるために日本企業に求められていることだ」。
そうなのです。戦争を嫌って多くの若者たちがロシアから出国しました。彼らの多くはAIやITエンジニアで英語が使える若者たちでした。このことは英語が使えるなら、あなたの才能は世界中から
求められていることを意味しています。あなたに専門的な技術や知識と英語能力があれば、これからの時代あなたは国を超えて世界中から求められている人材なのです。
祷 治満