英語が上達する方法

 英語が母国語として話されている外国に滞在せずに、日本にいながら英語を習得する方法について書きます。これは英語だけでなく他の外国語学習にも当てはまるやり方です。

多くの日本人英語学習者は学ぶだけで学習を終えていますが、学ぶだけでは英語は習得できません。学んでいる外国語の発音・単語・イデオム・文型・文法等を自己表現の手段として使わなくては

その外国語を使えるようにはなりません。私たちが母国語を使えるのも、また学びたい言語が話されている国に住んでそこで使われている外国語が使えるようになるのも、その言語を使える、

或いは使わなければ生活できない環境に自らを置いているからです。外国語の習得は、スポーツが上手になったり、楽器が弾けるようになったりする過程と同じです。

野球が上手くなるためには体が覚えるまで、毎日、何時間も素振りやバッティングや守備練習を繰り返します。ピアノやバイオリンが弾けるようになるためには、指が意識せずに動くようになるまで練習します。

英語を学ぶ過程で文法は大切で役立ちます。しかし話すときには文法を意識して話しません。それは日本人が日本語を話すときに日本語の文法を意識して話さないことと全く同じではありませんが、

似ています。文法を意識しないで英語が自然に出てくるようになるまで、繰り返し練習する必要があります。ではどのような生徒が英語を習得できるようになるのか。なんでもそうですが、

我々には得手不得手がありますが、まず努力をいとわず、毎日努力できる生徒。次に好奇心旺盛で自己の考えや思いや感想を言葉で表現して、それらを相手に伝えたいという積極性のある生徒。

それから失敗を恐れず創造力豊かな生徒です。最後に英語を学ぶ過程を楽しむことが大切です。学習過程を楽しめる一番の方法は、目標を持ってその目標に自分が一歩でも半歩でも近づいて

行っているという進歩を感じ取れることと、英語を学ぶことが目的ではなく、仕事でも原書の読書でも外国旅行でも洋画鑑賞でも外国の友人を持つことでも何でも良いですが、

自分が望むことを実現するための手段として英語を学ぶことです。

祷 治満

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