最近、どんな生徒たちがスクールで学んでいるのか
私たちのスクールの最年少の生徒は2歳のHちゃんとR君です。
また、最年長の生徒は以前このメルマガでも紹介した82歳のO
さんです。そしてこの最年少と最年長の生徒の間に、幼稚園児・
小学生・中高生・大学生・一般職業社会人・主婦・退職者等々、
様々な年齢層や職業を持った生徒たちがいます。現在、子どもと
大人の生徒数の比率は、およそ半々ですが、先の分類に従うと、
最も生徒数が多いのが一般職業社会人で、次が小学生、最近増
えてきているのが幼児です。そしてなかなか生徒数が増えない
のが、実用英語を学ぼうとする中高校生たちです。小学生クラス
で学んでいた生徒も、小学高学年になって中学受験の塾通いのため
に止めてしまったり、小学クラスで6年間学んだ生徒が、中学入学
を機に学習塾に通うため、スクールを止めたりします。言葉の
基礎が出来、これからいよいよ実用英語を本格的に習得していく
という時期に、学習をストップするのですから、私から言わせれば
全くもったいない話です。言葉を母国語として習得するのであれば、
その環境さえあれば誰しも言葉を習得できます。しかし一つの言葉
を自国で外国語として習得するには、習得したいという学習者の
強い意思や意欲が欠かせません。親に言われ、楽しいから学んで
いる小学生と、自らの意思と必要性により学んでいる大人の学習者
の間にいる中学高校生たちが、実用英語の習得を必要と感じる環境
が整うなら、彼らも自ら努力してでも外国語を習得したいという
強い意思や意欲を持つのかもしれません。クラブ活動を毎日やって
いる彼らが、6年間自らの意思で実用英語を学ぶなら、英語習得は
そんなに難しいものではありません。彼らの将来を思うと、とても
残念です。
それから最近、幼児たちと同様に増えてきている生徒層が、日々、
英語の必要性を感じている社会人の生徒たちです。以前は海外旅行
のために英会話を学ぶOLや主婦の生徒が多かったのですが、最近
は仕事で使うため、或いは転職のために外国語を学ぶというOL
やビジネスマンが増えてきました。このように仕事で外国語、
特に英語を必要とする社会人の生徒数は、今後も増えていくと
思われます。英語ができるだけでは、仕事では余り役立ちませんが、
専門的な仕事が出来、しかも英語ができると、その人の活躍の場は
大いに広がります。先日、新聞に英語が出来る社会人と出来ない
社会人の年収を比較する記事が出ていましたが、英語ができる
社会人の年収は、出来ない人達よりも男女共にかなり高くなって
いました。これは一例に過ぎませんが、私たちはそういう時代を
生きているのだと思います。私たちのスクールでも今後はさらに、
外国語を習得したい社会人のニーズに応えるカリキュラムを、充実
させていかなくてはならないと思っています。